マイクロバスと中型バスの選び方

 

くるばす担当Kです。

今週はくるばすをご利用してくださってるお客様、これからご利用をお考えのお客様のためにくるばすで提供している"車両"についてのベストな選び方を紹介致します。

「中型バスとマイクロバス、乗車できる人数は同じぐらいだけれども、どちらを選べばいいかわからない」
「20人~27人くらいのグループでバス旅行がしたい」
などと思ったことはありませんか⁇
「人数は決まっているけども、荷物が多い。マイクロバスで大丈夫なのか、中型バスを利用したほうがいいのか」
という問い合わせをお客様からいただきます。

そこで、各バスの定員数、バスの利用方法、荷物の量などから、お客様のニーズに一番あったバスの選び方をご紹介致します。

 

1.マイクロバスと中型バスの乗車人数比較

マイクロバスの座席数は14名~21名、一方中型バスは27名~28名。
中型バスには補助席がついていないことがほとんどですが、マイクロバスは補助席がついていることが多く最大で27名まで乗れる車両もあります。
中型バスには何故補助席がないかというと、座席が29席以上あるバスは高速道路の車両区分が大型バスと同じ「特大車」扱いになり、高速料金が高くなるためです。

上記の理由から、中型バスの定員数は27名乗りか、28名乗りが多いです。
乗車人数が27名か28名かわからない場合は、念のため大型バスを利用することも検討しては如何でしょうか。

 

2.マイクロバスと中型バスの大きさ比較
マイクロバスは長さ7m。中型バスは9m(大型バスは12m)です。
バスの高さは、マイクロバス2.6m、中型バスは3.5~3.7m(ハイデッカータイプの大型バスと同じ)。
※ハイデッカーとは客室の床を通常より高い位置に配置したバスや鉄道車両の構造のこと
そして車幅は、マイクロバスで2.1m、中型バスでは2.5m程度(大型バスも同じ)となっています。

狭い道を走る場合ですと、マイクロバス。
観光旅行にて、景色のいい場所を走るなら視点が高い中型バスをおすすめ致します。

中型とマイクロサイズ

3.マイクロバスと中型バス、設備の比較

「マイクロバスにもサロン席がついているタイプはあるのか」
「トイレ付のマイクロバスはあるのか」
「バスの移動中、テレビやDVDを見たい」
「冷蔵庫やカラオケはついていますか?」

など、バスを借りる際の車内の設備をお問い合わせをいただきます。
マイクロバスと中型バスの設備について比較してみましょう。

 

・サロン席について
まず、バスの後部座席がコの字型になるサロン席ですが、後ろの4席が回転するタイプと、8席が回転するタイプがあります。
マイクロバスは、サロンタイプに変更できるものはありません。サロン席をご希望の場合は中型バスを選びましょう。

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・トイレ付きバスについて
マイクロバス、中型バスにはトイレ付きのタイプはありません。
道中のSAなどでこまめに立ち寄るなどトイレ休憩を多めに入れましょう。
大型バスですとトイレが付いている車両もありますが、洗浄や処理、スペース的にも手間や費用がかかるため、通常よりバス料金は高くなります。

 

・テレビ・冷蔵庫・カラオケについて
テレビやDVD、冷蔵庫、カラオケ等は中型バスであればほとんどの車両に装備されています。
マイクロバスの場合、冷蔵庫付きの車両もありますが、テレビ・カラオケといった音響設備についてはマイクがある程度です。
マイクロバスは基本的に送迎用として利用されることが多いため、大型バスや中型バスのように設備が充実していないことがほとんどです。

バスの移動中に「映画の上映会をやりたい」「流行りの曲を流してバス内を盛り上げたい」という要望を受けることがあります。
しかし、残念ながら貸切バスにて市販もしくはレンタルで借りたDVDやCDを持ち込んで流すことはNGです。
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理由としては、著作権法によるものです。DVDの冒頭にて、こんな文が流れてきませんか?

"「このDVDは、一般家庭における私的再生に用途を限って販売されています。従って有償・無償に拘わらず、権利者の書面による事前の承認を得ず、複製・貸与・公衆送信・上映等を行うことを禁止します。」"

バス車内は”公共の場所”と定められており、著作権保護の観点から視聴することはできません。
ご自身で撮影した映像などは視聴可能ですが、映像や音楽の保存形式によっては、バスに装備されているDVDデッキで再生できないことがあります。

 

4.マイクロバスと中型バスのメリット・デメリット
・マイクロバス
やはり、中型バスに比べてバス料金が安いことが主なメリットです。
そして、車体がコンパクトですので小回りが利くため、多少狭い道であっても通ることができます。
デメリットとしては、トランクルームがありません。荷物が多いと座席に荷物を載せることになり、たくさんの荷物に囲まれながらの移動は肉体的にも精神的にも苦痛です。
マイクロバス内は、決して広いとはいえないので、定員数ぎりぎりでの長距離・長時間の移動には適していません。

 

・中型バス
中型バスのメリットはやはり充実した装備と車内のゆったり感。
車体的にみても大型バスを約2mほど短かくし製造されています。座席数は2席 x 6列(大型は11~12列)、7列目は3席と座席の間隔はかなり広めです。
補助席もついていない分、車内が広々を感じます。長距離・長時間の移動に適しています。

さらに中型バスには貫通式トランクルームが2本あるため荷物が多くても問題ありません。
デメリットといえば、マイクロバスより料金が高いことです。有料道路代、駐車場代もマイクロバスよりも高くなります。

 

マイクロバスと中型バスの選び方まとめ

マイクロバスと中型バスの選び方としては、乗車定員だけでなく、荷物の多さやどのような状況でバスを利用するかによって変わります。
価格を安く抑えたい場合はマイクロバス、荷物が多かったり、長距離での移動の場合は中型バスをご利用することをおすすめいたします。

くるばすでは、マイクロバス、中型バスに限らずお客様のご利用用途や、荷物の量によって最適なバスをご提供致します。
マイクロバスと中型バスの金額を比較したいなど、ご要望がございましたら是非、お問合せください。

 

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